建築専門用語

  • 化学畳(かがくたたみ)
    化学畳とは、畳床(たたみとこ)に、自然畳のわら床を採用せず、フォームポリエスチレンやインシュレーションボードを使用した畳。
  • 火災報知設備(かさいほうちせつび)
    住宅用の火災報知設備は、居室天井にセンサーを設置し、火災時に警報音などで火災を知らせる装置で、センサー部分で完結する簡易タイプや、インターホンなどに連携させるタイプがあります。
  • 飾り格子(かざりごうし)
    飾り格子とは、防犯上やデザインのために、アルミサッシの障子に直接付ける格子。
  • 瑕疵(かし)
    瑕疵とは、傷や欠陥のこと。建物にシロアリがついていた、契約内容と違う仕様で工事がなされた、契約の段階でわからない瑕疵があった場合など、瑕疵に気づいたときから1年以内であれば、売り主や建築会社への賠償請求や契約解除をすることができる。また、品確法では、新築住宅の売買や請負に限定され、主要構造部の瑕疵と雨漏りについては10年間の瑕疵担保責任があり、修繕や賠償請求ができます。
  • 瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)
    瑕疵担保責任とは、売買契約や請負契約などにおいて、契約の目的物に隠れた欠陥・瑕疵があったときに、売主などが買主などに対して負う責任のこと。
  • 仮設工事(かせつこうじ)
    仮設工事とは、工事期間中において、一時的に施工を行なうための工事で、工事完了時には全て撤去される。
  • 片流屋根(かたながれやね)
    片流屋根とは、一方向のみに傾斜を付けた屋根形状。
  • 片引き窓(かたびきまど)
    片引き窓とは、1枚の障子を横に引いて開閉する窓。
  • 框戸(かまちど)
    框戸とは、戸の四周に廻した框を仕口により組み立てた建具。
  • 鴨居(かもい)
    鴨居とは、襖や障子など引き戸を設ける場所の上部にある、開閉のための溝のある横木。
  • カラン
    カランとは、給水栓、水栓蛇口のこと。水やお湯を供給、止水する器具の総称。
  • 完成保証(かんせいほしょう)
    完成保証とは、住宅完成保証制度の略。建築工事請負契約期間中に工務店などが倒産した場合、別の工務店が工事を継承して住宅を完成させ、工事費用は保証会社がまかなう仕組み。
  • 外構工事(がいこうこうじ)
    外構工事とは、建物本体以外の外部廻りの工事。門、塀、アプローチ、カーポートなどの工事。
  • 額縁(がくぶち)
    額縁とは、窓や出入り口の枠に取り付ける壁との見切材。最近は既製品が多く使用されている。
  • ガラリ戸(ガラリど)
    ガラリ戸とは、框戸の一つで、遮光・通風などのために、ガラリ(一定の傾斜をつけ、少しずつ間をあけて平行に取り付けた幅の狭い薄板)を取り付けた戸。

● き

  • 木裏(きうら)
    木裏とは、木を製材したとき、樹幹の内側の面。樹心に近い切断面のこと。
  • 木表(きおもて)
    木表とは、木を製材したとき、樹幹の外側の面。樹皮に近い切断面のこと。
  • キシラデコール
    キシラデコールとは、木材の防虫・防腐塗料で、主に外壁や屋外木部などに使用される。
  • 基礎(きそ)
    基礎とは、上部構造からの荷重を地盤に伝える構造。独立基礎、布基礎、べた基礎、深基礎、高基礎などの基礎形状などがあります。
  • 基礎パッキン工法(きそパッキンこうほう)
    基礎パッキン工法とは、基礎と土台の間に隙間を設けて床下の換気をうながす工法。床下換気口にかわるもので、基礎に開口を設けないので構造的にも優れた換気システム。猫土台とも言う。
  • キッチンパネル
    キッチンパネルとは、キッチン周囲の壁面に設置するパネルで、調理器具の種類によっては不燃材料であることが求められる。汚れが付きにくいことや掃除のしやすさなどを売りにした商品がある。
  • 気泡浴槽(きほうよくそう)
    気泡浴槽とは、噴射口から気泡を噴射させて、マッサージ効果などをもたらす浴槽。一般的にジャグジーという。
  • 給湯器(きゅうとうき)
    給湯器とは、給湯の熱源となる部分で、ガス式や石油式があり、給湯器を利用して床暖房、浴室乾燥、暖房などができる機種もあります。
  • 強化ガラス(きょうかガラス)
    強化ガラスとは、フロート板ガラス(普通のガラス)を約700℃に加熱した後で、急速に冷やして作られたガラス。同じ厚さのフロート板ガラスに比べて、約3~5倍の強度をもち、万一割れた場合でも、破片は粒状になるため安全です。
  • 居室(きょしつ)
    居室とは、継続的に使用する部屋。リビング、ダイニング、各プライベートルームなどが居室扱いとなります。トイレ、洗面脱衣、浴室、納戸などは居室扱いにはなりません。また 居室には、採光と換気、排煙、仕上材などの法的な規制がかかります。
  • 切妻屋根(きりつまやね)
    切妻屋根とは、屋根形式の一種で、棟から両側に勾配屋根があり、側面側は壁になっている屋根形式。

● く

  • 躯体(くたい)
    躯体とは、建物の主要な構造体のこと。構造強度にかかわる部分で、基礎、柱、梁、壁、床などをさす。
  • 管柱(くだばしら)
    管柱とは、木造の建物で各階毎に設けられた柱。一般的には3.5寸(105mm)角サイズ。また 1階から2階まで、又は2階から3階までの1本でつながった柱を通柱(とうしばしら)と言う。
  • クッションフロア
    クッションフロアとは、ビニール系床シートの一種でCFシートとも言う。中間層に発泡塩化ビニールを使ってクッション性を高めている。色彩や模様の種類が多い。
  • 雲板(くもいた)
    雲板とは、床の間に設ける幕板。
  • クラック
    クラックとは、亀裂、ひび割れのこと。不同沈下など構造的に発生したものを構造クラック、割れ幅の小さいものをヘアークラックと言う。
  • グラスウール
    グラスウールとは、断熱材で、ガラス繊維の間に大量の空気を含んでいるので、断熱性、吸音性が高い。
  • グレーチング
    グレーチングとは、帯板を格子状に組み合わせたもの。側溝の蓋やバルコニーデッキなどに使用する。

● け

  • 契約約款(けいやくやっかん)
    契約約款とは、契約の取り決め事項を細かく表した書類。
  • 軽量コンクリート(けいりょうコンクリート)
    軽量コンクリートとは、人工軽量骨材を使用し、比重を通常の2.3よりも軽くしたコンクリート。一般的には、1.8~2.0の間の比重が多い。
  • 軽量鉄骨(けいりょうてっこつ)
    軽量鉄骨とは、肉厚の薄い鉄骨で軽量形鋼と言う。また それらの部材で造られた鉄骨構造物のこと。
  • 軽量モルタル(けいりょうモルタル)
    軽量モルタルとは、砂に代えて、スチレン粒やパーライト、バーミキュライトなどの軽量骨材を使用したモルタル。
  • 蹴込み(けこみ)
    蹴込みとは、階段の踏み板先端ラインから下の踏み板の凹んでいる部分。
  • 化粧合板(けしょうごうはん)
    化粧合板とは、表面を印刷した合板。印刷紙を貼ったプリント合板。木材の薄い板を張った天然木化粧合板などがあります。
  • 化粧スレート葺き(けしょうスレートふき)
    化粧スレート葺きとは、セメントと人工繊維や天然繊維を使用して造られた、平状の屋根葺き材。
  • 化粧貼り構造用集成材(けしょうばりこうぞうようしゅうせいざい)
    化粧貼り構造用集成材とは、構造耐カを目的とし、表面に薄い化粧板をはりつけた集成材。所要の耐力に応じた断面の大きさと安定した性能がえやすく,在来工法の和室真壁仕様の柱材として使用される集成材。
  • 桁(けた)
    桁とは、木造軸組みで、柱・壁などの上にある横架材のこと。軒桁、敷桁など。
  • 結露(けつろ)
    結露とは、壁、床、天井 あるいはサッシ、配管などの表面 又はそれらの内部の温度が周辺の空気の露点温度以下になると、空気中の水蒸気が液体となる現象。
  • 建築確認申請(けんちくかくにんしんせい)
    建築確認申請とは、建物の建築計画が、敷地、構造および建築設備に関する法令に適合することを、建築主事、指定確認検査機関に申請し、確認してもらう制度。ほぼ全ての建築物に確認申請が必要です。
  • 建築基準法(けんちくきじゅんほう)
    建築基準法とは、建物の敷地、構造、設備、用途に関する最低限の基準を定めた法律。建物を造る上で、最低限の守らなければならないルール。住宅の場合は、住宅金融公庫の仕様も最低限の基準として対応した方が賢明です。
  • 建築面積(けんちくめんせき)
    建築面積とは、建物の外壁、又は柱中心線で囲まれた部分の水平投影面積。庇、バルコニーなどは、建築面積に算入されないが1m以上飛び出した部分の面積は算入される。
  • 建ぺい率(けんぺいりつ)
    建ぺい率とは、敷地面積に対して、建築物の建築面積が占める割合。200㎡の敷地に建築面積が100㎡の建物が建っているなら、建ぺい率は50%となります。
  • 現場審査(げんばしんさ)
    現場審査とは、公庫融資を使用した場合に、役所若しくは認定機関の担当者が公庫基準に適合しているか、現場にて適合性を審査すること。
  • 現場代理人(げんばだいりにん)
    現場代理人とは、通常の工事現場では、工事所長・作業所長などと呼ばれており、工事現場における一切の責任を負っており、監理技術者と兼ねることもできる。

● こ

  • 硬質ウレタンフォーム(こうしつウレタンフォーム)
    硬質ウレタンフォームとは、発泡プラスチック系の断熱材。耐熱性に優れ、対応できる温度範囲が広い。
  • 工事請負契約(こうじうけおいけいやく)
    工事請負契約とは、工事を施工するにあたって必要とされる内容について、建築会社と建築主が取り交わす契約。内容は、請負工事金額、工事期間、請負金額の支払い方法、工事中のトラブルに対する措置について記載されます。
  • 工事監理(こうじかんり)
    工事監理とは、建築主の立場に立って、設計図通りに工事が正しく施工されているか、現場をチェックすること。また 工事管理とは、施工者側の立場で、工程管理、安全安全、予算管理を行なうことを言う。
  • 構造材(こうぞうざい)
    構造材とは、建物を構築するための骨組みになる部材で、柱、梁、土台、桁、筋かいなどを指す。
  • 構造用合板(こうぞうようごうばん)
    構造用合板とは、建物の構造耐力上主要な部分に使われる合板で1級と2級とがあります。
  • 構造用集成材(こうぞうようしゅうせいざい)
    構造用集成材とは、構造耐カを目的とした集成材で,ひき板をその繊維方向を互いにほぼ平行にして積層接着したもの。所要の耐力に応じた断面の大きさと安定した性能がえやすく,かつ,わん曲材とすることもできる。寸法、断面積によって、大断面、中断面、小断面に分類されています。
  • 構造用パネル(こうぞうようパネル)
    構造用パネルとは、OSBボードとも呼ばれ、木材を砕いた木片を板状に加熱プレス成型した木質ボード。
  • 高断熱複層ガラス(こうだんねつふくそうガラス)
    高断熱複層ガラスとは、太陽熱を取り入れながら暖房エネルギーを外に逃がさない複層ガラスです。室内側ガラスにコーティングされた特殊金属膜が、室外から日射熱を取り入れつつ、室内の暖房エネルギーを反射します。寒さの厳しい地域に効果的です。
  • 工程表(こうていひょう)
    工程表とは、工事に着手して何ヶ月、何日で工事が完成させるのか、工事中に行なわれる各種工事項目に、いつどれだけの時間をかけて行なう予定なのかを表した工事の予定表。
  • 鋼板(こうはん)
    鋼板とは、炭素を含有する鉄と、炭素の合金である鋼の塊を圧延加工し板状にしたもの。
  • コーキング
    コーキングとは、接着性・粘着性のある材料で水密や気密のために、小さな間げきに充填材をつめること。
  • 腰窓(こしまど)
    腰窓とは、壁面の中ほどから上、ほぼ腰の高さにある窓。比較的場所を選ばず、換気の役割も大きい。
  • 小節(こぶし)
    小節とは、製材の見た目(表面)の等級を表す言葉。広い材面を含む1材面以上の材面において、節の長径が20mm(生き節以外の節にあっては10mm)以下で、材長2m未満にあっては5個(木口の長辺が210mm以上のものは8個)以内であること。
  • 小屋組(こやぐみ)
    小屋組とは、野地板・垂木・母屋・隅木・谷木・棟木・小屋束・小屋筋交いなど、屋根になる骨組をを言います。小屋組は屋根の荷重を小屋梁や柱に伝える働きをします。
  • 小屋束(こやづか)
    小屋束とは、棟木や母屋の下に立つ垂直材。
  • コルクタイル
    コルクタイルとは、天然素材のコルク樫を原料に、30cm角程度に圧縮成形した床材。断熱性が高く弾力性もあるので、万一転倒しても衝撃が緩和される。
  • 転ばし根太(ころばしねだ)
    転ばし根太とは、床梁の上部にそのまま根太を載せて、釘やビスで留める施工方法。根太工法とも言います。
  • コンパネ
    コンパネとは、コンクリートパネルの略。コンクリート型枠用としてつくられた合板で、耐水性が高くコストも安いが、表面は粗く反りも大きい。
  • 合成樹脂化粧合板(ごうせいじゅしけしょうごうばん)
    合成樹脂化粧合板とは、合成樹脂を合板の表面に熱圧着したものを言う。メラミン化粧合板やポリエステル化粧合板がそれにあたる。
  • 合板(ごうばん)
    合板とは、ベニヤとも言い、木材を薄くスライスした単板を、木目が直交するように重ねて貼り合せるため、各方向の強度や寸法安定性に優れている。表面に塗装などをせず、貼り合せた木地のまま一般用途に使うものを普通合板と言う。


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