建築専門用語
- 内部結露(ないぶけつろ)
内部結露とは、室内の水蒸気が壁の内部に侵入し、外気温の影響で室内よりも温度が低い壁内部で結露すること。
内部結露は建物の耐久性を低下させるため、壁内部に防湿層を設けて水蒸気の浸入を防いだり、壁内部に通気層を設けて浸入した水蒸気を外部に排出するなどの対策が必要です。
- 長押(なげし)
長押とは、鴨居の上に取り付ける部材で、本格的な和室に用いられる部材。
● に
- ニッチ
ニッチとは、壁の一部をくぼませた部分。小物などの飾り棚などに利用することが多い。
● ぬ
- 布基礎(ぬのきそ)
布基礎とは、小規模な木造に用いられる基礎で、土台の下部に設けられ、基礎幅(フーチング)が一般的には450mm程度で、地盤の地耐力によってはフーチングを広げて対応するか、ベタ基礎を採用。
● ね
- 根切り(ねぎり)
根切りとは、基礎を造る場合に、土を掘削して所要の空間を造ること。
- 根太(ねだ)
根太とは、床板を支える横架材。最近では、根太を設けず床合板で水平力を負担する剛床仕様が主流になっています。
- 根太掛け(ねだかけ)
根太掛けとは、大引きと平行に設置され、根太の端部を支えるための部材。主に壁際に設置される。
- 熱線吸収板ガラス(ねつせんきゅうしゅういたガラス)
熱線吸収板ガラスとは、通常のガラスの原料に微量の鉄、ニッケル、コバルトなどの金属を加えた色ガラスです。
- 熱線反射板ガラス(ねつせんはんしゃいたガラス)
熱線反射板ガラスとは、フロート板ガラスの表面に反射率の高い金属酸化物の膜をコーティングしたガラス。
- 粘土瓦(ねんどかわら)
粘土瓦とは、粘土を使った焼きものの瓦で、表面に釉薬が塗られている釉薬瓦と塗られていない素地瓦(いぶし瓦、素焼き瓦)とがあります。
● の
- 軒(のき)
軒とは、屋根の外壁から外側に出ている部分。
- 軒桁(のきげた)
軒桁とは、木造の建物で、最上階の小屋組みを受ける外部廻りの横架材。
- 野地板(のじいた)
野地板とは、屋根の仕上げ材や防水材の下葺き材を取り付けるための下地材。最近では、耐水合板が多用されています。
- 延べ床面積(のべゆかめんせき)
延べ床面積とは、建物の各階の床面積の合計。
- 登り梁(のぼりばり)
登り梁とは、梁自体が水平でなく、屋根勾配などに合わせて斜めに架けられる梁。勾配天井や天井を設けない場合などに用いる。
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