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ちょっとした補修のコツ
- 「住宅リフォームで自分でなんとかやってみたいとお考えの方へちょっとした修理のコツやリフォームの方法などをご紹介します。」
- 床の補修、傷やへこみなどを手軽に直す場合はホームセンターや
金物屋さんで売っている補修用クレヨンを使えば治す事が出来ます。
配色もいろいろ用意されていますので床の色に近いものを選びます。
クレヨンを直接、傷や凹み部分へ塗ります、後は余分な乾いた布巾などで
拭き取れば出来上がりです。
- フローリングを一部取り換える場合は、まずその部分の床を剥がさなくてはいけません。剥がす場合必ず電動丸のこが必要になります。
フローリングは1枚づつハメ込まれて床が構成されてますので、剥がすフローリング材を電動丸のこを使って4分割以上になるよう表面から切断します。出来るだけ細かく分割すれば剥がしやすくなります。
注意、剥がすときはバールや鑿など使って周囲のフローリングに傷がつかないように丁寧にはがします。(フローリング材やフロアー材は厚さが12㎜か15㎜)有りますので剥がした時に確認してそれから購入した方が確実です。厚さが合わないと張ることができません。
- 張り方は、片方はオスザネ、片方はメスザネになってますので、このまま押し込んでも入りません。新築当初は一列づつ張っていくので何の問題も有りませんがリフォームで中間地点を変える場合は少し細工をしなくては入りませんので説明します。
新しく張るフローリング材で細工します。
フローリングは長い部分と短い部分にサネが施されていますので、まず短い部分のオスザネを手鋸を使って切り落とします。表面より出っ張らないようにします。次に長い部分の今度はメスザネの下の部分をカットします。方法は電動丸のこを使います。丸のこの刃を切断深さが7ミリ位になるように調節しフローリングの裏からメスザネの裏部分をカットします。
そうすれば押し込めるようになった事が分かるかと思います。
準備ができたら、今度は、木工用ボンドを既設のフローリング材の、オスザネとメスザネの周囲に塗布し、フローリング材を押し込みます。あて木とハンマーを使うと、楽にハメ込む事ができます。最後に仮釘を打ってボンドが乾けば完成です。補足、仮釘を打つのは慣れないと、かなり難しいので、釘の変わりに重たい物(新聞紙の束)などをフローリングが乾くまで(約半日程度)乗せます。ボンドが乾けば仕上がりは同じです。
床を、マイリフォームされる場合にお役立て下さい。
- 壁、天井の(クロス)の補修 クロスの小さな傷やヒビ割れはコークボンドやジョイントコークを使って補修出来ます。ホームセンターや金物屋さんで売ってますので、なるべく現状のクロスに近い色を選びます補修する場所へ直接塗布して、少し濡れた布巾で拭きとれば傷の部分だけが埋まりますので綺麗に仕上がります。
- 一部貼り替えリフォームする場合は、最小限の道具が必要になります。これもホームセンターで購入する事が出来ます。(毛の短い刷毛、カッター、ヘラ、1メートル位の定規、ノリ、ノリ用の刷毛、クロス壁紙)貼り変えたい部分を剥がします。途中で切らず下から上まで剥がします。横の部分は定規をあてカッターを入れて綺麗にカットします。準備ができたらノリを作ります。
原液のままでは塗れませんのでバケツに必要量のノリを入れ水を少しづづ足しかき混ぜていきます。箸ですくえないほどトロトロになるまで水を加えます。次にクロスを壁紙を床から天井の長さプラス15センチくらいでカットします。裏側にノリ用刷毛を使ってノリを全体に塗布します。クロスをアコーディオンのように折り重ねた状態で持ち天井付近の上から下に向けてクロスを貼っていきます。毛の短い刷毛を使って貼っていきます。
上下のはみ出した部分をヘラをあてカッターでカットしていきます。次に横部分は既存のクロスと合わせる場合は、予め少し重ねて貼っておきます。カットする場合は中間部分に定規をあわせカッターでカットします。既存のクロスと新しいクロスのカットされた部分を取り除けばピタリを綺麗に合わさります。
最後に表面に付いてしまったノリなどを濡れた布巾で拭きとって完成です。カットした部分にジョイントコークを塗布すると綺麗に仕上げることができます。
- 洗面室などの床に貼られてるクッションフロアーを貼る場合も同じ道具があればできます。以上がクロス張り替えリフォームをするコツです。