これらのキーワードがハイライトされています:新築

リフォームとリノベーションの違い

  • 当社で考えるリフォームとリノベーションの違いとは

リフォームとは、大小、工事の大きさはありますが、室内の間取りを変更する。今の現状を新しくする。床・壁・天井など古くなった資材を交換する。あるいはキッチン・浴室・洗面室・トイレなどの設備機器を新しく交換する。照明や換気扇を交換するなど、屋根や構造は伴わない改修工事をリフォームと位置付けてます。

スケルトンリフォームとは、構造に手を加えないで内装や下地材、水廻りの設備機器などをすべて撤去し、新たに室内の間取り変更を行ったり内部のデザインを一新する工事で特にコンクリート住宅の屋内まるごとリフォームの事と考えてます。

リノベーションとは、構造も伴う改修工事で時には増築などで家の機能や印象を一変する事も可能です。一言でいうと大掛かりな工事になり。例えば木造の場合は構造材に補強などを施し強化する事もできます。なので付加価値を与え建物の耐久性や寿命も伸ばすことが可能であると考えます。

構造の耐久性を伸ばす、継続可能にするとは、

例えばコンクリート構造の建物であれば、亀裂、爆裂部分のコンクリート、鉄筋を補修補 強することで耐久性を伸ばします。

爆裂はおおむね水の浸食による内部の鉄筋がサビて膨張することによって起こります。

爆裂した部分は斫り取り除いて中の鉄筋を研磨防錆塗装等の補修を施し表面のコンクリー トを新たに流し込み補強する事で爆裂の進行を止めます。

さらに防水処理することで水の侵入を防ぎ後々の亀裂や爆裂を防ぐ効果が期待できます。

木造住宅であれば、柱や梁の腐食した部分を交換することで耐久性を伸ばすことが可能と なります。

木造の場合、屋根の瓦が老朽化する事で雨漏れが発生し長年そのまま放置してしまうこと でシロアリ被害にあったり、水分によって木材が腐食することが多いです。

被害が小さければその部分を切欠いて新たに木材で補強することができます。しかし、大 抵の場合1本まるごとの交換を余儀なくされます。

柱や梁をまるごと交換する場合は屋根材全体を一度撤去しなければできない事が一般的 で、大掛かりな改修が必要です。

木材は交換してしまえば新築当初と同じ強度を得ることが可能でさらに建物の寿命を延ば すことができます。

  • 共通して行える工事

間取り変更や資材の選定で、木材、タイル、漆喰、クロス、塗料といった内装材を斬新に 使う事で以前とは全く違った異空間にすることができます。

コンクリート構造の場合、外壁のペンキを塗り替えることで見た目でも新築気分を味わえ ます。

木造の場合は外壁材をサイディングや板張りに交換したり屋根材を赤瓦やコロニアル、ガ ルバ鋼板など新しいものにしたり選択肢はいろいろです。

木造の外回りで見落としがちなものが、犬走りという建物周辺のコンクリート敷の部分で す。古い建物はほとんどがこの部分がないので雨水の跳ね返りで建物が汚れてしまいます。

犬走の施工はしっかり押さえておきたい工事内容です。

配管類や電気配線の交換に関して

間取りなどの変更に伴って水廻りや個室、リビングなどの位置も変わってくるので電気に 関しては容量をアップする事は多々あります。

配電盤の位置を最適な場所へ変更したり、新たに配線工事を行います。

水道配管は特に経年劣化で配管内が詰まっている場合が多くこの機会に交換する事ができます。

スケルトンとリノベーションの事例