スケルトンリフォームとは、
沖縄県でリフォーム時期を迎える建物で一番多いのがコンクリート住宅ですが、それではコンクリート住宅でのスケルトンとは何か、建物の内部構造をすべて撤去し、躯体の状態か個々のライフスタイルに合わせた間取りを構築、住みやすさに加えデザインなども工夫して行うリフォームの方法です。
内部の部材や設備機器などすべて新しくなるので新築と変わらない仕上がりになります。沖縄ではラーメン構造(コンクリートの柱や梁が構造体)になった建物が多いので内部の間仕切り壁がすべて撤去でき部分的に残さないので比較的自由な間取り変更が可能です。
新築の半分以下の予算でまるで建替えたように見違える住まいになるリフォームで次の世代に引き渡すことも可能です。
ローンを活用してリフォームリフォームローン
建物を骨組みあるいは躯体の状態にして行う全改修リフォームの事で内装材、床・壁・天井の造作材やキッチン・お風呂・洗面・トイレなどの設備器材を全て取り除き『スケルトン状態』にして新らしく生活空間を造りだす事ができます。また今まで手の届かなかった細部まで簡単に新しくする事ができる沖縄のリフォームです。
「メリット」
住宅は築年数が20年を過ぎると老朽化や生活スタイルの変化などにより部分的なリフォームが必要になってきます。そういったリフォームが数か所に及ぶ場合はリフォームを何度もおこなうより、『スケルトンリフォーム』で全て一新した方がトータル的に見てかなりお得、になるケースが多いです。
さらに目に見えない部分 例えば、古くなった水まわりの給排水管を新品に取り換える事ができ、電気配線や電話、アンテナなどの配線も新しくする事ができます。
また部分リフォームと違い自由な空間作りを実現できます。住まいの大幅な改善が必要な場合は全面的に間取りを変えられる『スケルトンリフォーム』をお勧めします。
例えばコチラの平面図の間取りをライフスタイルに合わせ大幅に変更する事ができます。下記は変更前
⇓
変更後はコチラ、コンクリート住宅の場合、内部の間仕切りはコンクリートブロックではなく木材で造られているパターンが多いので間取りも容易に変更することができます。
建物の構造について
- マンションや鉄筋コンクリート住宅なら大幅な間取り変更も可能になり、住む人の生活スタイルに合わせた自由な空間を作りだすことができます。事例集はこちら
スケルトンリフォームの魅力は構造をうまく再利用して自由なプランを実現できることにあります。
そうした建物を中古で購入してリフォームすることにより新築同様にするのも一つのアイディアかもしれません。
- リフォーム前に注意しておかなければいけない事があります。
コンクリート住宅であっても壁式構造の場合は、間仕切り壁がコンクリートでできてますので間取りを変更する場合、動かせない壁もでてきますので、ある程度、制約されてしまいます。お住まいの建物あるいは購入予定の建物の構造に関しては専門家に見てもらうといいでしょう。
- プラン作りで大事なことは、できる事とできない事をしっかりと把握したうえで構築していくこと。それが失敗しないリフォームの第一歩です。
例えばマンションの場合、床下の空間に限りがありますので水回りの排水系統の距離に限界があります。極端な位置変更は予期せぬトラブル(配管のつまり)などを引き起こす可能性があります。水回りはできるだけ1か所にまとめる事がポイントです。
- 相談できる業者を探すこと、あなたの理想を形にしていくには専門家の知識が必要になります。ほとんどの業者が無料で相談を受け付けておりますので、まずは相談する事から始めましょう。
そして、あなたの要望を取り入れたプラン作りに時間をかけることで70%が完了しています。工事が始まるとアッという間に完成しますので、むしろプラン作りを楽しむ事がリフォームを成功させるといっても過言ではありません。
プラン作りを存分に楽しんでください。
- 木造住宅でスケルトンリフォームをする場合、骨組みだけの状態にすることで柱や梁の補強が容易にできるので、『耐震性能』や『耐久性』をアップさせることも同時に行うことができます。
間仕切り壁は骨組みである柱を利用している為、間取りを大幅に変更することはできませんが、木造の家屋は腐れやシロアリ被害がなければ 『数百年』はもつと言われております。実際に各地で古い民家や寺院などが残されていることから、耐久力が証明されています。
- 木造の場合、構造体そのものを追加したりできるので
『スケルトンリフォーム+増築』といった組み合わせが容易にできるメリットがあります。木造家屋で注意したい点は 『湿気対策』です。雨漏れや水回りからの水漏れは木造の最大の敵であり、著しく耐久性を低下させてしまいます。
特にお風呂は外部への水を完全に遮断できるユニットバスがお勧め、お風呂が在来工法の場合20~30年の間に湿気が浸透して骨組みである柱に腐れなどの被害をもたらしている事がほとんどです。
- 外壁や屋根は 『紫外線や風雨』から常に住宅内部を保護してます。それなりの材質で作られていますが、老朽化による亀裂やヒビ割れが現れた時は雨水が浸透している可能性があります。骨組みへの腐食が進行する前の手当てが必要になってきます。
部分的な補修もできますが、全体的に老朽化が進んでいますので次から次と補修で間に合わせるより全て新しくしてしまった方がお得になる可能性があります。
また、それぞれを支えている下地材などの点検や取り換えも容易にできる点や、せっかく新しくした内部に影響を及ぼさない為にも是非この機会に一緒に新しくしておく事をお勧めします。