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リフォームの可否を見極めるポイント

沖縄県内で多いコンクリート住宅の状態をみるには

コンクリート住宅の場合はまず外回りを観察して柱・梁・壁などの亀裂や爆裂の有無を確認しましょう。庇がある場合爆裂でコンクリートが剥がれ落ちてないか確認します。
庇のコンクリートが剥がれ落ちている場合は室内の天井の中にもコンクリートが剥がれ落ちてる可能性が有ります。
天井の中を確認する場合は点検口がある場合はそこから中を覗いて状態を確認しましょう。点検口がない場合は天井を少し壊して、中を覗いてみて爆裂の範囲を調べるとのも一つの手です。確認することでご自身でもある程度判断できると思いますので、参考になれば幸いです。

リフォームより建て替えを進める状態

1,雨漏れがありコンクリートに亀裂、剥がれ、爆裂が多くある(例えば、天井のスラブ面積の半分以上、庇の半分以上)(柱、梁に亀裂、剥がれ、爆裂が数か所の部分に発生している)

2,雨漏れが確認できてなくても、同上の症状になっている場合

建て替えがお進めの参考画像

柱爆裂
庇が広範囲で亀裂、爆裂で鉄筋のサビむき出し

柱、庇爆裂
庇と柱が亀裂、爆裂

室内爆裂
室内のスラブ下が広範囲で爆裂



コンクリート住宅のリフォームが可能な状態

1、雨漏れはあるがコンクリートに亀裂、剥がれ、爆裂は少ない(例えば、天井のスラブで雨漏れのある部分だけ爆裂がある)(柱、梁に亀裂はあるが剥がれ、爆裂はない)

2,雨漏れはなく、コンクリートに剥がれ、爆裂はないが亀裂はある。

実際にリフォームを行った現場の参考画像

庇の部分爆裂
庇が部分的に爆裂がある

スラブ下の亀裂、雨漏れあと
雨漏れのあとがあり、亀裂がある



木造住宅で自分の家の状態をみるには

木造の場合もまずは外周を観察してみましょう。
外に柱が立っている場合は柱の腐食具合や軒下に張り出している木材などの腐食具合を確認してみましょう。

室内の点検は、やはり見えてる部分の柱や梁の腐食がないか目視と握った拳で軽くコンコン叩いて中が空洞になってないか確認してみて下さい。

屋根の中の木材を確認する場合は押入れの天井板を外してから覗ける場合が多いので外れる場所がない探してみてください。

画像のように大きな梁や柱が確認できると思います。(シロアリ被害や雨漏れによる腐食)の有無を確認してください。

屋根裏1

屋根裏2


木造住宅のリフォームが可能な状態

外観をみて屋根の状態や柱の腐食が少なくしっかりと建っている。
室内の柱や梁を握った拳で叩いて確認した場合に腐食してるヵ所が少ない(全体の2~3割程)シロアリ被害がない、あるいは過去にシロアリ被害があったが駆除済で被害ヵ所が少ないなど、家全体で腐食してる部分が2~3割程度なら柱や梁の交換、補強が可能です。
木造の場合、柱や梁の交換ができるので、腐食が少なければほぼリフォーム可能です。
ご先祖から譲り受けた大切な家を蘇らせることができます。

実際にリフォームを行った木造現場の画像です。

屋根の母屋や垂木
屋根を支える母屋材や垂木の腐食がない。

柱や梁
柱と梁の腐食が数本ほどあり他は腐食がない。


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