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床の間

床の間

一番座 沖縄の方言で(イチバンジャー)といわれ客室などに使われる部屋
ちなみに、二番座(ニバンジャー)は仏間その家の中央付近に位置されます。
チャーギ(イヌマキ)材を使用した床の間
最近ではあまり見られない直径約45cmの巨木が迫力のある存在感です。
床脇の地袋・違い棚・天袋もすべて同じ材料で作りました。
一般的な床の間、杉の絞り丸太を使った床の間の造り方はブログにて公開中⇒床の間の造り方

床の間の構成
中央、床柱の左側が床脇・右側が床の間です。
一番下に付いている部材は床框といい畳より一段高くなってます。床框と並行して床板を貼ってます。
また、こちらの造りでは、床柱の横にもう一段床框を付け床の間を上げてあります。
地袋とは、床脇の下に付いている戸棚のことです。正面は襖が付きます。
天袋とは、その逆で上に付いている戸棚のこと。真ん中付近に付いている2段の棚は違い棚です。違い棚の上下は、通常、床柱側が上になります。上の棚板の先についている物が筆返しといいます。
天井から少し下がった位置に付いている部材が落とし掛けです。丸太を半分にしたものを利用、これも同材質

チャーギで造った沖縄風床の間


  • 床の間には色々な造り、種類がありますが、必ず必要なものではありません。ですがなにも無い和室は物足りない感じがします。和室に品格を持たせ落ち着いた空間にしたり。オリジナルの和室を演じるアイテムとして、それぞれに合った床の間を考えてみてはいかがでしょうか。