沖縄県読谷村でちょっと変わったお仏壇を作成いたしました。
仏壇製作工事:読谷村での特殊なお仏壇
私たちは今回、沖縄県中部の読谷村で、ちょっと変わったお仏壇の製作工事を行いました。和室の床の間に新しいお仏壇を設けるプロジェクトで、その詳細をご紹介いたします。
新しいお仏壇を、和室の床の間に設けることをご希望いただきました。
お仏壇は、家族の信仰心や思い出と共に存在する大切な場所。
その重要性を理解し、特別なデザインでお仏壇製作工事に取り組みました。
工事要望
・和室の床の間に新しく仏壇を設けたい。
施工内容
工事のステップ
・床の間部分解体: 床の間を解体し、新しいお仏壇スペースのための準備を行いました。
・部分床張り: 新しいお仏壇スペースにふさわしい床を張りました。
・お仏壇製作: 伝統的な要素とモダンなデザインを組み合わせて、特別なお仏壇を製作しました。
・木部塗装: 木の美しさを引き立てる塗装を施しました。
・畳調整: 畳のサイズ調整と表替えを行い、新しい空間に調和をもたらしました。
仕様一覧はこの記事の下の方にあります。
【 現場調査とご提案 】
ご依頼を受け、早速現場調査にお伺いしました。
お仏壇の設置希望の場所は床の間でした。
そこは奥行きがなくそのままではお仏壇を製作できないので
前に突き出た形のお仏壇をご提案させていただき
そちらで工事を進めていくことになりました。
【 着工 】
施工を開始し、まずは飾り棚などを解体しました。
前に突き出すために、一部に床を張る作業を行いました。
【 施工途中 】
壁になる板を立てていきました。
壁や鴨居はまっすぐに見えても、実際は微妙に歪んでいることがあります。
新しい壁を設置する際には、微調整が必要です。
この壁がお仏壇の基準となりますので、慎重に施工しました。
【 仏壇枠取付 】
内部を作っていきます。
手前の枠があるだけで大分雰囲気が出てきます。
前段階で垂直などをきれいに取っているので
ここからは比較的早く施工できます。
【 仕上げ 】
ガラス障子を取り付け、
ウレタンニスで塗装し、
香炉を置く場所にはガラスを敷きました。
これにより、線香を落としても安全です。
畳のあった場所に床を伸ばしているため
畳をサイズ調整、調整が必要ない場所は表替えいたしました。
お仏壇の仕様は以下の通りです
●仏壇 収納
・お仏壇本体/ヒバ
・お仏壇内部壁/シナベニア シナランバー
・お仏壇建具/ヒバ カスミガラス
・収納建具(開き戸)/セン柾/小口引手
・スライド丁番/ダンパー付き
(ゆっくり閉まります)
・オプション無し
・塗装/ウレタンニス 半艶
工期:約3週間
(現場によって変わりますので
目安にしてください。
お急ぎの場合は、ご相談ください。)
工期や費用について気軽に担当:當山までご相談ください。
担当プランナー:當山
TEL:098-965-6515
FAX:098-965-7480
記事制作:當山 安飛